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200812 読むほどに不機嫌になるが、でもこれが現実 [親父の行方]

データでわかる 2030年 地球のすがた (日経プレミアシリーズ) 
200812-不機嫌になる本.jpg
今日も朝からものすごく暑い、猛暑だ。
ここ数年の猛暑は、昭和生まれの自分には、昔より
暑いのでは無いか?と感じている。
本書でも、50歳以上の人は幼少の頃に比べて夏は暑くなった
という感覚をもっている人が多いのではと書いてあった。
データでは幼少期から今日までの気温上昇は平均1.7度だそうだ。
台風の大型化、豪雨、旱魃(かんばつ)、山火事、海面上昇
気温の上昇は天候のメカニズムを変えてしまい異常気象を発生させる。
こういった異常気象は、食料自給(※1)にも影響し、気温上昇で永久凍土が
とはじめ、そこからウィルスが発生する。(ロシアのシベリアで炭疽菌に感染して
死者がでた)
コロナもそうだがまだワクチンが開発されていない病原体が結構あり
マラリア、ペスト、デング熱、ジカ熱、エイズ・・・
ペストに至っては、何回も発生と収束を繰り返しているが、大きな流行は
過去3回、しかも有効なワクチンは開発されていない。(※2)
読み進めるほどに不愉快になるが、これが現実。
今の状態から、悪化させないで、食い止めて行くには、
CO2発生をゼロにするしかない。
そのためには、CO2排出を止める事はもちろん、CO2を吸収してくれる
森林を増やすか、CO2を地下に封じ込める技術を確立するしか無いらしい。
花咲かじじいプロジェクト程度では、焼け石に水だろうが、CO2を吸収する
「緑」を増やすしかない。
※1 日本の食料自給率は、なんと37%(1960年では、79%)
※2 最初は540年、東ローマ帝国のコンスタンティノープルで発生、2年ほど続いて死者5000万人。
   次は、14世紀に欧州で発生「黒死病」と言われた、死者は諸説あるが、7500万~2億人。
  近年の大流行は、1855年、アジア 中国・雲南省で発生、死者1200万人、
  インドだけで1000万人。
  ペストが細菌とわかったのが、1894年、北里柴三郎とアレクサンドル・イェルサンがそれぞれ
  独立して発見。しかし、今日に至っても有効ワクチンは開発されていない。
   

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