検査入院となった、3月8日。(もうこれを書いている時は1ヶ月も経過してしまった)

朝から雨となり、肌寒くなってしまった。

1月28日に行った心臓シンチ検査(※1)の画像診断結果で、

心臓に負荷を与えた時と安静時の時で、心臓事の血流が変化していない事から

血管の閉塞時が画像診断上疑われたため、心臓カテーテル検査となったのである。


入院検査とはほぼ手術と同じだと思った。手術室に車椅子で向かって、手術代に乗るのは何とも言えない気分。

部分麻酔なので、意識はある、1年前に救急で運ばれた時は鎮静剤を打たれたし

尿道カテーテルも経験した。

今回は、尿道カテーテルも鎮静剤も無かったので心理的には楽だったが

カテーテルを手首近辺の動脈から入れて、心臓近くまでカテーテルが届くと、

いろいろな薬剤が投与されている、ニトロとかも投与され、なんの薬だか突然

血管が熱くなった。準備ができたのか造影剤が注入されて「検査」が始まった。

カテーテルが入っている腕は絶対動かしてはダメなのだが、ここ数日前から

花粉症が急にひどくなり、鼻水とくしゃみが心配になってきた。

幸い、くしゃみも我慢でてき、30分くらいで終了した。


結果は、血管の閉塞は無しであった。心臓の動きも1年前は、45%程度だったが

55%まで動いているそうだ。

検査は無事終了したが、この後、止血帯をきつくまかれ、造影剤の解毒と

体外に出すため、点滴が延々と20時間も続いた。


1泊2日で確かにできる検査だが、大変なものだ。

退院して既に2週間が経過したが、カテーテルを入れた手首は心なしか

まだ痛みが残っている。

でもステントの閉塞もなく、めでたし、めでたし。


春になると、人々はなんとなくウキウキするけど、今年はコロナ禍のせいで

なんとなく、気分が沈んでしまう人が多いと思う、

でも季節は動いているし、穏やかな日々は間違いなく訪れるのである。