230806 幸(ゆき)のこと 4/6


お医者さんにお世話になる事が多かった。

劣悪な環境で生きてきたからだろう、



皮膚のアレルギーがひどかったり、マラセチア菌でひどくなったり

耳の中が真っ黒になってしまったり、ずいぶんいろいろな

動物病院を探して行ったものだった。





顔の周りも、かゆくなってしまい、自分のでかい手で掻くものだから 

時に、自分の爪で目を深く傷つけてしまい大変だった事もある。

だから、目薬も欠かせない。

包帯?ガーゼを巻かれた幸






でも、こんなに散歩の時は元気!の動画

もう帰るのに、突然、自分の行きたい方に向きを変えるんだよな。





負傷している時は、誰かにいつもくっいている

在宅勤務が続いた自分のイスの近くで眠っちゃうで

動けず困った。


在宅勤務中のゆき-02.jpg



猫も気になる。



ふさふさした立派な尻尾




雪だって平気。寒風の中だって平気、わざわざ、イチョウの落ち葉の中を突き進む と言う動画









どんなに慣れたと思っても、口周りだけは触らせない。

治療で口の中を見よう物なら、「触るんじゃ無い!」とばかりに

噛みつこうとしてくるので、先生も「鎮静剤を打たせてください」

ということが多かった。





血液検査をすると、肝機能の値が異常値をずっと示し続けていた。

クッシングとかの疑いで、免疫抑制剤を飲み続けてもいた。

とにかく食べ物には気をつけていたとは思う。





去年の夏はまるまる太っていて、もうすぐ中型犬?って

くらいだったのに、今年、年明けからみるみる

痩せていってしまった。

食べ物には気を付けていたのに、それでも、腸に癌が見つかってしまった。





2023年2月15日に手術をした。

術後すい臓炎を併発したり、瀕死の状態で危なかったと思う。

でも、先生方のおかげで無事うちに連れてくることできた。


悪さをしている癌がこれ












食べるものは、腸を切っているので、消化に良いものを食べてもらったが

相変わらず、好き嫌いがはっきりして、首をぷいっっとひねって

「食べないもんね」という意思表示をする。





先生に聞いて、マグロとかのお魚や脂肪が少ないラム肉を少しづつ

フードと合わせてあげる事が多くなった。

スイカ、ナシ、特にリンゴが好物だった。

でも糖質が多いので、量には注意が必要だ。



ラム肉なんて初めて口にしたのだと思う、しっぽが「ピンっと」なって

ぶるぶるふって、喜びを表していた。

こんなに、喜んでくれるなら、もっと早く上げれば良かったとも思った。


2305テーブルにはおいしいものがあるIMG_0815s.JPG


術後、転移があれば、2~3ヵ月と言われていた。

でも食べる事で体重も、4.8Kgぐらいまで回復していった。


だんだん痩せて、毛も抜けてしまった。掲載したくないけど、本当の姿を残す事にした。




今年2023年6月の散歩の動画、元気になった。



散歩をし、好きな時に寝て、また食べて。

こんな暮らしが約5ヶ月、続けられた事が幸せだったと思いたい。